【例文つき】花嫁の手紙の書き方完全ガイド|基本構成・ポイント・感動演出まで徹底解説

- 花嫁の手紙って、どんな構成で書けばいいの?
- 感動的にしたいけど、何を書いたらいいのか分からない…
そんな不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、
- 花嫁の手紙の基本構成と伝わる書き方
- 書き出しから結びまでの具体的な文例と実例
- 感動を演出するためのポイント(演出・言葉選びなど)
- 手紙と一緒に贈れるおすすめ記念ギフト
- 特別な演出になるbellbouquet(ベルブーケ)のブーケキャンドル
について詳しく解説します。
最後には、感謝の気持ちを形に残せる「ブーケキャンドル」についても紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
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💐「大切な花束を、形として長く残していたい…」
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ブーケは結婚式の思い出そのもの。でも、「どこに頼めばいい?」「デザインは?」「費用は?」など不安はつきものですよね。

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花嫁の手紙とは?その演出の意味と魅力

結婚式披露宴のクライマックスとして定番の「花嫁の手紙」は、新婦が両親や家族への思いを綴った手紙をゲストの前で読む演出です。
普段はなかなか口にできない感謝の気持ちや、これからの抱負を改めて伝えることができる特別なシーンであり、披露宴会場を感動の渦に包み込む場面として知られています。
新婦にとって両親への感謝を伝える貴重な機会であり、ゲストにとっても親子の絆を感じ涙する感動的なひとときとなるでしょう。
花嫁の手紙は、単に形式的なあいさつではなく新婦本人の言葉で綴るからこそ心に響くものです。
大切なのは背伸びせず、自分らしい言葉で正直な思いを伝えること。
具体的なエピソードを交えて語ると、ゲストにも情景がイメージしやすく共感を誘いやすくなります。
その一方で、身内だけしか分からない内輪ネタばかりにならないよう注意しながら、自分なりの感謝のメッセージを紡ぎましょう。
花嫁の手紙の基本構成

一般的に花嫁の手紙は
- 前置き(書き出し)
- エピソード(本編)
- 未来への決意
- 結びの言葉
という流れで構成します。
起承転結になぞらえて考えると文章がまとめやすく、書き慣れていない方でも安心です。
以下にそれぞれの構成要素と書き方のポイントを解説します。
花嫁の手紙の基本構成①|書き出し(前置き)
まず手紙の冒頭では、簡単にゲストへのお礼や断りのひと言を入れてから両親への呼びかけに繋げるケースが多いです。
例えば
「皆さま、本日は私たちの結婚式にお集まりいただき、ありがとうございます。この場をお借りして、育ててくれた親へ感謝の手紙を読むことをお許しください。」
のように述べ、続けて「お父さん、お母さん、…」と両親に宛てたメッセージに入る流れです。
こうすることでゲストへの配慮を示しつつ、スムーズに本題へ移ることができます。
もちろん最初から直接「お父さん、お母さん」と呼びかけて始めても問題ありません。
新郎新婦とその両親は披露宴ではホスト側の立場なので、形式ばったゲスト挨拶は省略して親への呼びかけから書き出すパターンもあります。
たとえば
「お父さん、お母さん、子どもの頃に手紙を書いて以来ですね。今日は感謝の気持ちを伝えたくてこの手紙を書きました。」
というように切り出せば、改まった雰囲気で親へのメッセージへ入れるでしょう。
花嫁の手紙の基本構成②|エピソード
手紙の本編では、両親との思い出や伝えたい感謝のエピソードを綴ります。
幼い頃の思い出、反抗期に迷惑をかけた話、社会人になってから気付いた親のありがたさなど、自分にとって特に印象深い出来事を1~2つ選ぶと良いでしょう。
具体的なエピソードを入れることで、聞き手であるゲストにも状況が伝わりやすくなり、より感情移入してもらえます。
エピソードはポジティブな内容に限りません。
たとえば
- 「進路で悩んで親に当たってしまったこと」
- 「反抗期に心配をかけたこと」
など、過去の後悔を正直に打ち明けて謝罪し、その上で今感じている感謝を述べるのも心に響く手紙になります。
実際、
「大学をやめたいと言って困らせてごめんね。今では行かせてくれて本当に良かったと思っているよ」
とお母さんへの謝罪と感謝を伝えた先輩花嫁もいました。
こうしたエピソードを通じて、
- 「あのときはごめんなさい」
- 「愛情をありがとう」
と改めて伝えることで、ご両親の心にも深く届くはずです。
ただし内輪過ぎる話題には注意しましょう。
親にしか分からないニッチな話ばかりだとゲストは置いてきぼりになってしまいます。
エピソードはできるだけ状況が伝わりやすいよう簡潔に説明し、感じたことを素直に述べることを意識しましょう。
花嫁の手紙の基本構成③|未来への決意
過去の思い出を伝えたら、これからの抱負や決意について触れます。
両親に対して「○○さん(新郎)と二人で力を合わせて温かい家庭を築いていくから安心してね」といったメッセージを伝えるパートです。
例えば
「私は今日、お父さんとお母さんの元から旅立ち、○○さんと新たな一歩を踏み出します。これからは二人をお手本に、温かい家庭を築いていきたいと思っています。」
のように述べれば、両親への安心感にも繋がります。
加えて、新婦自身が今後もずっと両親を大切に思っていることを伝えるのも良いでしょう。
- 「今までお世話になりっぱなしだったけれど、これからは少しでも親孝行します」
- 「教えてもらった思いやりの心を忘れずに頑張ります」
といった一言を添えると、親御さんもほっと安心できるものです。
実際の例でも
「これからは少しでも親孝行できるよう努力します。二人にもらった優しい思いやりの気持ちを忘れず、明るい家庭を築いていきたいと思います」
と未来への抱負を述べた花嫁がいました。
花嫁の手紙の基本構成④|結びの言葉
手紙の最後は、改めて感謝の言葉と今後のお願いで締めくくります。
両親への深い感謝を伝え、
「まだ未熟な私たちですが、これからもどうぞよろしくお願いします」
といった挨拶で結ぶと綺麗にまとまります。
また、新郎の両親やゲストへのひと言を添えて終わるケースもあります。
例えば結びの例として、
- 「お父さん、お母さん、本当にありがとう。これからもずっと大好きです。」
- 「○○さんのお父さん、お母さん、未熟な私たちですがこれから末永くよろしくお願いいたします。」
などが挙げられます。
最後にゲスト全員に向けて「本日はありがとうございました」と感謝を述べて締めても良いでしょう。
実際の手紙でも、
「最後に、お集まりいただきました皆さま、本日は本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いします」
とゲストへの御礼で終えた例があります。
結びの言葉はシンプルで構いませんが、心からの感謝と門出の挨拶をしっかり伝えることが大切です。
聞き終わったご両親やゲストが温かい余韻に浸れるような前向きな締めくくりを意識しましょう。
花嫁の手紙を感動的にするポイント

花嫁の手紙は内容構成も大事ですが、演出次第で感動をより深めることができます。
ここでは、手紙をより心に響くものにするために押さえておきたいポイントを紹介します。
花嫁の手紙を感動的にするポイント①|手紙の長さと所要時間の目安
長さが極端に長すぎたり短すぎたりすると、せっかくのメッセージも伝わりにくくなります。
ゲストが飽きずに集中して聞けるよう、手紙の朗読時間はおおよそ3〜5分以内に収めるのがおすすめです。
一般的には便箋2〜3枚程度、文字数でいうと800〜1200文字程度が目安とされています。
実際、「花嫁の手紙のベストな長さは2~3分で、文字数にすると800文字程度がベストです」との指摘もあります。
文字数と所要時間の関係について補足すると、アナウンスや登壇の時間を除いた実際の読み上げ時間は約3~4分で、1分間に読める文字数は感情を込めゆっくり読むことを考慮すると300文字弱と言われます。
そのためトータル800〜1000文字程度で書けば、3分前後のちょうど良い長さになるでしょう。
5分(1200字超)を超えるとやや長めでゲストも集中力が切れがちですので、伝えたいことを絞りつつ適度な長さにまとめてください。
花嫁の手紙を感動的にするポイント②|書くタイミングと練習
このセクションでは「花嫁の手紙」の書くタイミングと練習方法について解説します。
早めの準備
花嫁の手紙は準備期間に余裕をもって取り組むことが大切です。
結婚式直前は他の準備も慌ただしくなるため、ギリギリに書き始めると「内容がうまくまとまらなかった…もっと伝えたいことがあったのに」と後悔する先輩花嫁もいます。
理想的には式の1ヶ月前くらいからどんなことを書きたいか考え始め、1週間前には完成していると安心です。
早めに書き上げておけば、後から「あれも伝えたい」と思った時に加筆修正する余裕も生まれます。
リハーサルのススメ
また、事前の読み上げ練習(リハーサル)もぜひ行いましょう。
本番でいきなり読むと緊張で声が震えたり、文章の読みにくさにその場で気付いてつっかえてしまうこともあります。
一方でリハーサルをやり込みすぎると感情が乗らず淡々とし過ぎてしまったという声もあります。
そこで、本番前に最低1回は声に出して読む練習をするのがおすすめです。
音読してみて文章の流れや息継ぎのタイミングを確認すれば、必要なブラッシュアップもできます。
リハーサルでは、できれば実際の本番に近い形で行ってみましょう。
時間を計りながら読むことで長さの最終チェックができますし、可能であれば当日流す予定のBGMをかけて練習すると雰囲気も掴みやすいです。
適度な練習を積んでおけば、本番では落ち着いてマイクの前に立てるはずです。
緊張するかもしれませんが、一度大きく深呼吸してゆっくりと言葉を噛みしめながら読めば、きっと気持ちが伝わる感動のシーンになりますよ。
花嫁の手紙を感動的にするポイント③|避けたい表現・忌み言葉に注意しよう
花嫁の手紙を書く際には、結婚式にふさわしくない忌み言葉やネガティブな表現を避ける配慮も必要です。
せっかく感動的な内容でも、不吉な言葉が入っているとゲストがハッとする場合があります。
以下に代表的なNG表現を挙げます。
死や不幸を連想させる「苦しい」「悲しい」「亡くなる」などの言葉はタブーとされています。
どうしてもエピソード上使わざるを得ない場合は、婉曲な表現に言い換える配慮をしましょう。
結婚式では別れ(=離婚)を連想させるワードも避けます。
「別れる」「終わる」「切れる」「去る」などは使わないようにし、手紙を書き終えたらこうした言葉が紛れ込んでいないか必ず見直しましょう。
不幸の繰り返しを連想させるため、「ますます」「たびたび」等の重ね言葉は結婚のスピーチや手紙では避けるのが一般的です。
例えば「重ね重ねありがとう」ではなく「心からありがとう」のように、角が立たない表現に変えておくと安心です。
なお、日常的な表現でも「忙殺」「終える」など無意識に使いがちな言葉が忌み言葉に該当する場合があります。
仕上げにもう一度文章をチェックして、引っかかる表現があれば修正しておきましょう。
少し意識するだけで、より結婚式らしく品のある手紙になります。
花嫁の手紙を感動的にするポイント④|ゲストに伝わる演出効果
手紙の内容だけでなく、演出面の工夫でも感動を演出できます。
特に効果的なのがBGM(音楽)と照明です。
BGM(音楽)
読み上げのシーンでは新婦の声が主役ですが、静かに感情を盛り上げる音楽を背後で流すことで、会場全体の雰囲気をより感動的に仕立てることができます。
当日は司会の判断で邪魔にならない程度の小さなボリュームで楽曲がかけられることが多いですが、新婦が希望する思い出の曲やバラード曲などを選曲しておけば、自分自身も気持ちを乗せやすいでしょう。
照明
照明に関しては、手紙朗読のタイミングで会場の明かりを少し落とし、新婦にスポットライトを当てる演出が一般的です。
周囲を暗くしてスポットを当てることで自然と視線が新婦と両親に集まり、より一層シーンに集中しやすくなります。
キャンドルサービスを取り入れている場合は、そのままキャンドルの柔らかな光に包まれながら読むのもロマンチックでしょう。
実際にリハーサル時にBGMを流し照明をイメージしながら読んでみると、本番での雰囲気作りの参考になります。
読む位置・姿勢
さらに細かな工夫として、読む位置や姿勢もポイントです。
新婦はマイク前で手紙を読む際、新郎が隣に静かに寄り添ったり、両親の方を向いて語りかけるように読むと気持ちが伝わりやすくなります。
ゲストから見える位置に立ちながらも、適度に両親にアイコンタクトを送ると◎。
こうした演出面の配慮を加えることで、ゲストにとっても忘れられない感動シーンになることでしょう。
花嫁の手紙の文例集【シーン別・全文例文】

ここからは実際の「花嫁の手紙」の文例をシーンやニーズ別に紹介します。
カジュアルに想いを伝えたい場合、手短にまとめたい場合、笑いを交えて明るく伝えたい場合の3パターンを用意しました。
それぞれ全文の例文になっていますので、文章量や言い回しの参考にしてみてください。
花嫁の手紙の文例集①|飾らない気持ちを伝えるカジュアルな例文
両親との距離が近く、普段からフランクに接している新婦の場合は、肩肘張らず飾らない言葉で伝えるカジュアルな手紙がおすすめです。
例えば両親のことを「パパ・ママ」と呼び慣れているなら、あえてそのまま手紙内でも使うことで自分らしさが出ます。以下はカジュアルな文体で綴った例文です。
パパ、ママ、今日は皆さまの前ですが、気持ちが伝わるようにいつも通りパパ・ママと呼ばせてください。
今日まで24年間、本当にありがとう。
感謝の気持ちで胸がいっぱいです。
私は三姉妹の末っ子で、一番わがままで心配をかけたよね。でもそんな私を見捨てず、いつも見守ってくれたね。
パパはずっと男の子が欲しかったみたいだけど、3人目も女の子でちょっとがっかりしたかな?
でも私は、娘として一緒にバージンロードを歩くことができて本当に幸せです。
(中略)
ママ、思春期には反発してばかりで困らせてごめんね。
でも私の進む道をいつも信じて応援してくれたママには本当に感謝しています。
大好きなお姉ちゃん達にも、末っ子の私をいつも支えてくれてありがとうと伝えたいです。
○○家の三女に生まれて本当に幸せ!
そして○○さん(新郎)のお母さん、初めてお会いした時から温かく迎えてくださりありがとうございます。
まだまだ未熟な私ですが、○○さんを支えていけるよう頑張ります。
最後に、今日は私たちのために集まってくださった皆さま、本当にありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願いします。
カジュアルな文例ではこのように身内に話しかけるような口調でOKです。
実際の先輩花嫁の手紙でも「パパ・ママ」と呼びかけつつ、父へのユーモア混じりのメッセージや母への率直な謝罪と感謝、姉妹へのお礼まで盛り込んだケースがありました。
砕けた表現の中にも愛と感謝が感じられ、ゲストからも「あたたかい家庭なんだな」と伝わる内容になっています。
花嫁の手紙の文例集②|短めにあっさりまとめたいときの例文
披露宴の時間の都合や、あまり長々と話すのは照れくさいという場合は、要点を押さえて手短にまとめた手紙にするのもひとつの方法です。
短めでも感謝の気持ちが伝われば十分に心に響きます。以下、コンパクトにまとめた例文です。
お父さん、お母さん、今日まで大切に育ててくれて本当にありがとう。
子どもの頃から不器用で心配ばかりかけた私を、二人はいつも見守り支えてくれましたね。
おかげで私はここまで来ることができました。
まだ親元を離れるのは少し寂しいけれど、私は今日○○さんと新しい家庭を築く第一歩を踏み出します。
二人から教わった優しさを忘れずに、明るく温かい家庭を作っていきます。
どうか安心してください。
そして○○さんのお父さん、お母さん、未熟な私ですがこれからどうぞよろしくお願いいたします。
最後になりましたが、本日ご列席の皆さま、あたたかい祝福をありがとうございました。
心より感謝申し上げます。
この例文のように三段落程度にまとめれば、文字数で500~600文字ほどと比較的短い手紙になります。
ポイントは、伝えたいことをシンプルに絞ることです。
上記では「今までの感謝」「新生活への決意」「今後の挨拶」という必要最低限の要素に絞り込んでいます。
エピソードなど細かな描写は省略していますが、「不器用で心配ばかりかけた」「教わった優しさを忘れずに」といった言葉から両親への深い感謝と敬意が感じられ、短くても真心の伝わる文章になっています。
短い手紙にする場合は、あれもこれもと詰め込みすぎないことが大切です。
一つひとつの言葉を吟味して、自分が一番伝えたい思いがしっかり伝わるように簡潔に表現しましょう。
簡潔だからこそ言葉の重みが増し、胸に響く手紙になります。
花嫁の手紙の文例集③|笑いを交えて明るく伝えたいときの例文
「感動だけでなく、笑いも交えた明るい雰囲気の手紙にしたい」という新婦もいるでしょう。
親への感謝をユーモアを交えて表現すれば、涙と笑顔が入り混じる和やかなシーンになります。
以下、ところどころに笑いを誘う要素を織り交ぜた例文です。
お父さん、お母さん、今日まで育ててくれてありがとうございます。二人のおかげで無事にこの日を迎えられました。
お父さんは自称「世界一の父親」でしたね。
「こんな良いお父さんおらんで!」といつも冗談混じりに言っていたけど、本当に誰にも負けない自慢の父です。
不器用で頑固なところもあるけれど、困っている人を決して放っておけない優しさを私は知っています。
昔から仕事一筋で家族を支えてくれて本当にありがとう。
お母さんは僕(しもべ)扱いするのが得意なくらいパワフルで愛情深い人です。
反抗期には「うるさいなぁ!」なんて生意気言って困らせてごめんね。
でもお母さんが倒れて初めて、一見当たり前の毎日がどれだけお母さんの支えで成り立っていたか痛感しました。
(中略)
家事に仕事に本当にお疲れさま。
そして改めて…お母さん、やっぱりあなたには敵いません!
これから○○さんと歩む新生活では、二人のようにお互い思いやり合って、笑いの絶えない家庭を築いていきます。
未熟な私たちですが、どうか温かく見守っていてください。
お父さん、お母さん、本当にありがとう。大好きです!
そして○○さんのお父さん、お母さん。
こんな私ですがこれからよろしくお願いいたします。
会場の皆さま、本日はありがとうございました。
皆さまの笑顔を胸に、新たな一歩を踏み出します。
上記のようにユーモアを入れる場合でも、感謝の軸はブレないようにしましょう。
お父さんのエピソードでクスッと笑わせつつも、「本当に自慢の父です」「家族を支えてくれてありがとう」ときちんと尊敬と感謝を伝えています。
お母さんへのパートでも、ユーモラスな表現(「僕扱い」「敵いません」など)を交えながら、最後は「あなたには敵わない」と敬意を込めた締めくくりにしています。
笑いの加減は人それぞれですが、ほど良いユーモアは場を和ませ、かえって感謝の本音が伝わるものです。
実際、先輩花嫁の中にも「父に『男の子が欲しかったんじゃない?』と冗談を言いつつ、最後は一緒にバージンロードを歩けて幸せと伝えた」方がいました。
会場もほろりと笑いに包まれ、涙する母と照れ笑いの父が印象的だったそうです。
笑いも織り交ぜたい時は、このように感謝+ユーモアのバランスを意識すると良いでしょう。
先輩花嫁の花嫁の手紙<実例集>

最後に、実際の結婚式で読まれた先輩花嫁の「花嫁の手紙」実例をいくつかご紹介します。
リアルなエピソードと言葉が綴られた手紙ばかりなので、ぜひ参考にしてください。
先輩花嫁の花嫁の手紙例①|「お母さんへのサプライズありがとう」
エピソード
新婦のお母さんは「人前で手紙なんて読まなくていいわよ」と娘に伝えていたそうですが、新婦は内緒で手紙を用意しました。
当日サプライズで手紙を読むと、照れ屋なお母さんも喜んで涙を流してくれたそうです。
手紙の内容抜粋
お母さんから花嫁の手紙だけはやめてと言われていたけど、何も伝えられないまま家を出るのがどうしても嫌だったので、今日は内緒で書きました。
前にお父さんから『30歳まで家にいていいからなー』と言われていたので、○○君があいさつに来たときは内心ドキドキしていました。
しかし結婚の話をすると、『大事に大事に育ててきた娘だから、幸せにしてください』と快く送り出してくれました。私はあらためて深い愛情に包まれて育ってきたのだと感じました。
ポイント
母に内緒で用意した手紙というサプライズ性もさることながら、父親の言葉を引用しつつ親の深い愛情に気付いた心情が綴られており、会場中が感動に包まれました。
最後に新婦が「手紙はやめてと言われていたけれど、読んで本当に良かった」とコメントし、お母さんも驚きつつ「読んでくれてありがとう」と笑顔で応えていたのが印象的です。
先輩花嫁の花嫁の手紙例②|「厳しかった父に伝える感謝の言葉」
エピソード
厳格で口数の少ないお父さんに育てられた新婦が、結婚式で初めて面と向かって感謝を伝えたケースです。
普段は照れて言えなかった尊敬の気持ちを、この機会にしっかりと言葉にしました。
手紙の内容抜粋
お父さんは頑固者ですが、困っている人を見ると放っておけない、優しく律義な性格です。
…細かく言うタイプではないけれど、間違ったことをするときちんと注意してくれ、いつも一生懸命に仕事や趣味に取り組んでいる背中を見て、私も頑張ろうと思っていました。
手紙を読んだ新婦のコメント
照れくさくて面と向かって言ったことはないけれど、きちんと自分の言葉で伝えたいと思いました。
ちなみに父はうるうるしていたそうです。
ポイント
厳しかったお父さんの良いところを具体的に挙げ、「あなたを尊敬しています」、「世界一の父です」とはっきり伝えたことで、普段は感情をあまり出さないお父さんも目に涙を浮かべて喜ばれたそうです。
手紙の最後に新婦が「これからは少しでも親孝行するから、元気でいてね」と呼びかけると、お父さんもうなずきながら笑っていたのがとても温かいシーンでした。
先輩花嫁の花嫁の手紙例③|「家族の支えに感謝!笑いも交えた手紙」
エピソード
明るい家庭で育った新婦が、家族全員(両親と兄弟姉妹)への感謝をユーモアも交えて綴った実例です。
笑いと涙が交差するアットホームな雰囲気の手紙で、ゲストからも「素敵な家族だね!」と好評だったそうです。
手紙の内容抜粋
パパはずっと男の子が欲しかったみたいだけど、3人目も女の子でちょっとがっかりしたかな?
でも私は、娘として一緒にバージンロードを歩くことができて本当に幸せです。
大好きなお姉ちゃん、○○ちゃん(妹)、いつも私のことを見守り助けてくれてありがとう。
○○家の三女に生まれてとっても幸せです。離れていても、家族のことを大切に思っています。
ポイント
お父さんへの一文ではクスッと笑いが起きましたが、その後に「一緒にバージンロードを歩けて幸せ」と続けることで感動に繋げています。
姉妹へのメッセージも交え家族全員に感謝を表現したことで、両親だけでなく家族ぐるみの愛情が伝わる手紙になりました。
読み終えた後、新婦が家族の方を向いて深くお辞儀をすると、会場から大きな拍手が起こったそうです。
笑いと涙で会場が一体感に包まれ、「家族っていいな」と思わせてくれる心温まる実例でした。
先輩花嫁の花嫁の手紙例④|「義両親への感謝を込めた手紙」
エピソード
新婦が新郎のご両親(義父母)に向けた感謝の言葉をしっかり盛り込んだ手紙です。
特に、授かり婚で急な結婚報告となった経緯もあり、温かく受け入れてくれた義両親へのお礼を丁寧に伝えました。
手紙の内容抜粋
○○さん(新郎)のお父さん、お母さん。
突然、『子どもができました、結婚します』と現れた私を、何も言わず温かく受け入れて、実の娘のようにかわいがってくださり、ありがとうございます。
将来、自分の子どもが私のような嫁を連れてきたら、私はどうするだろうと思うと、ただ感謝の言葉しか浮かびません。
お姉さん、お兄さんご家族も皆さん優しく、そんな○○家の一員になれたことを幸せに思います。
まだまだ至らない点も多い私ですが、これからも末長くよろしくお願いします。
ポイント
自身の両親へのメッセージに加え、義理の両親や新郎のご家族への感謝をしっかり言葉にしているのが印象的です。
「突然現れた私を実の娘のように受け入れてくれた」「○○家の一員になれて幸せ」というフレーズに、義両親への敬意と感謝が凝縮されています。
義父母も大変感激し、「こちらこそよろしくね」と涙ながらに声をかけてくれたそうです。
新婦も義家族との絆を再確認し、「改めて良いご家族に恵まれた」と感謝していました。
花嫁の手紙と一緒にできる感謝の演出アイデア

花嫁の手紙はそれ自体で感動的な演出ですが、手紙と組み合わせて行うと効果的な「感謝の演出」もいくつかあります。
ここでは、両親への記念ギフト贈呈と、話題の「bellbouquet(ベルブーケ)」キャンドル演出という2つのアイデアをご紹介します。
花嫁の手紙と一緒にできる感謝の演出アイデア①|両親への記念ギフトも贈ろう

披露宴では花嫁の手紙の後、感謝の気持ちを込めた両親への記念品(ギフト)贈呈を行うのが一般的です。
手紙で心のこもったメッセージを伝え、その流れでプレゼントを手渡すことで、感謝の形が目に見えるものとして残ります。
定番の記念品としては次のようなものがあります。
花束やブリザーブドフラワー
感謝の気持ちを花に託して。
特に花嫁の花束をそのまま両母親に贈る演出はポピュラーです。
最近では枯れないプリザーブドフラワーのフォトフレームなども人気です。
名前入りの記念品(時計・写真立て等)
ご両親の名前やメッセージを刻んだ置時計、思い出の写真を入れたフォトフレームなど、形に残る品物も喜ばれます。
見るたびに結婚式の日を思い出してもらえるでしょう。
手作りのアルバムや子育て感謝状
生まれたときから今日までの歩みをまとめたアルバムや、感謝の気持ちを表彰状風にした「子育て感謝状」もユニークです。
サプライズ感があり、両親へのねぎらいになります。
こうしたプレゼントは花嫁の手紙の直後に新郎新婦が両親の元へ歩み寄り手渡します。
ステージ上でスポットライトに照らされながら、それぞれの親にハグや握手を交わして記念品を渡す光景は、手紙と相まって非常に感動的です。
ゲストからも大きな拍手が起こり、温かな空気に包まれることでしょう。
記念ギフトを用意する際は、できれば事前に両親の好みもリサーチしておくと安心です。
「花が好き」「実用的なものが良い」など嗜好に合わせて選べば、より気持ちの伝わる贈り物になります。
手紙とプレゼント、ダブルの演出で日頃の感謝を目一杯伝えましょう。
花嫁の手紙と一緒にできる感謝の演出アイデア②|bellbouquet(ベルブーケ)のキャンドルで感謝の気持ちをサプライズ演出

写真はプロポーズでもらった赤いバラの花束が、bellbouquet(ベルブーケ)の手によってキャンドルに生まれ変わった例。
特別な花束を形に残せると花嫁たちに人気です。
近年注目を集めているユニークな演出アイテムに、bellbouquet(ベルブーケ)のブーケキャンドルがあります。
これは結婚式やプロポーズで贈られた花束をドライフラワー加工し、世界に一つだけのキャンドルに仕上げるサービスです。
例えば新婦が持っていたブーケや両親への花束をキャンドルに加工しておき、後日両親にプレゼントすることで「結婚式の思い出の花をずっと残しておける!」とサプライズになります。
ブーケキャンドルの魅力は、花束を形見として長く保存できるだけでなく、キャンドルとして火を灯せば香りや炎のゆらぎも楽しめる点です。
さらに1つの花束から複数のキャンドルを作れるため、両親それぞれや祖父母、友人など大切な人にもシェアできるのも嬉しい特徴です。
実際にbellbouquet(ベルブーケ)では「両親用に2個、自分達用に1個」など複数個オーダーするカップルも多いそうです。
キャンドルに仕上がったお花はインテリアとしてもおしゃれで、見る度に結婚式の感動が蘇ります。
例えば上の写真のように、真紅のバラの花束が美しいキャンドルになれば、ご両親もきっと驚きと喜びで胸がいっぱいになるでしょう。
式当日に直接渡すのも良いですが、後日改めて「ありがとう」の手紙と共に贈るのも粋な演出です。
特別な花束を一生の思い出に変えるブーケキャンドルを、感謝の気持ちを伝える新しいギフトアイデアとしてぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
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まとめ:花嫁の手紙で感謝の気持ちを丁寧に伝えよう
花嫁の手紙は、結婚式という晴れの舞台で両親に感謝を届ける最高の機会です。
基本の構成に沿って心を込めて書けば、きっと自分らしい感謝の手紙が完成するでしょう。
長さや言葉遣いに気を配り、早めの準備とリハーサルで万全の状態で本番に臨めば、緊張していても想いはまっすぐに伝わるはずです。
当日はBGMや照明演出にも後押しされ、あなたの言葉にご両親だけでなくゲストも涙する感動的なシーンが生まれるでしょう。
手紙を読み終えた後に記念のプレゼントを手渡せば、更に気持ちが伝わります。
伝統的な花束からサプライズ性のあるブーケキャンドルまで、感謝の形はいろいろですが、一番大切なのは「ありがとう」の気持ちを丁寧に伝えることです。
両親への深い感謝と門出の誓いを言葉にした花嫁の手紙は、きっと一生の宝物になります。
ぜひ今回のガイドを参考に、心に残る素敵な花嫁の手紙を作り上げてくださいね。
新郎新婦とご両親の絆がより一層深まる、温かな時間となることを願っています。
【参考文献】
・花嫁の手紙の長さは何分?文字数は?〖花嫁の手紙の書き方〗
・花嫁の手紙 どんな便箋がいいの? マナー&おすすめ紹介!
・この〈手紙〉読むの何分?文字数でわかる朗読時間とおすすめアイテム
・結婚式で「花嫁の手紙」を読んだ花嫁が、実は心残りだったこと
・【ほぼ全文載せ!】結婚式の花嫁の手紙|文例付き書き方ポイント&実例6選